北海道ラスカル

あなたは現在、北海道ラスカル の展示を見ています。
どどめ色の博物館・イヤげリウムNEOエントランスへ
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目撃場所 北海道各地の土産物屋

2003年5月、T.M.Rが企画した北海道の新たなイメージキャラクター。
といってもソースは1977年放映のTVアニメ、「あらいぐまラスカル」の主人公ラスカル。
これを北海道の景色や何かとコラボレートさせたグッズを空港などの土産物店で展開しています。

現在の主力はぬいぐるみで「HOKKAIDO RASCAL」のロゴが入ったスカーフや帽子を身につけて、中にはサケやトウモロコシなど北海道の名産品を携えているものもあり、思わず抱きしめたくなるかわいさ。

他にも北海道の自然の中でラスカルが遊ぶ姿をデザインした絵葉書やストラップなどがあります。

公式HPでは

HOKKAIDO RASCALは、「人と自然のふれあい」、「自然環境の大切さ」、「自然とふれ合うことの素晴らしさと難しさ」、「人と自然の共生と自然回帰」など「あらいぐまラスカル」の永遠のテーマを、物語の舞台と同じ、日本で最も豊かな自然を有する北海道で問いかけ続けます。そして大人たちはもとより、それ以上に今に生きる子供たちに伝え、人と自然の関係をもう1度考え直し、取り戻すきっかけにしたいと考えます。  

と、このキャラにかける熱意を表明。

 

ところで自然環境、人と自然の共生を考える上で避けては通れないのが

移入種問題。

日本哺乳類学会が1998年に「最も緊急の対策を要する移入動物」として環境庁に報告したのは

小笠原諸島のヤギ

沖縄のマングース

そして北海道のアライグマ


現在、北海道では南西部を中心に野生化したアライグマが繁殖しており、「北海道ラスカル」の絵葉書のイラストはあながちフィクションとはいえません。

野生化アライグマは野菜や果物への年間1000万円を超える農業被害、野幌のアオサギコロニー壊滅をはじめ生態系への悪影響、アライグマ回虫、狂犬病などの公衆衛生的問題と各方面で問題児っぷりを発揮、1994年から狩猟鳥獣に指定され駆除が始まったものの研究者をして「移入動物としてパーフェクト」と言わしめる適応能力で未だに根絶には至っていないようです。

館長の卒業研究でもカエルなど水棲動物への影響やエゾタヌキなどとの競合が懸念される結果が出てます。

そして北海道にアライグマが放たれた最大の原因となったのが

「あらいぐまラスカル」の放映。

ラストで手がつけられなくなって「自然の中で暮らすのがラスカルにとって一番幸せだ」などと都合のいいことを言って野に放したのを真似したものと思われています。

 

これらの事実を踏まえてもう一度公式HPのコメントを読むと

HOKKAIDO RASCALは、「人と自然のふれあい」、「自然環境の大切さ」、「自然とふれ合うことの素晴らしさと難しさ」、「人と自然の共生と自然回帰」など「あらいぐまラスカル」の永遠のテーマを、物語の舞台と同じ、日本で最も豊かな自然を有する北海道で問いかけ続けます。そして大人たちはもとより、それ以上に今に生きる子供たちに伝え、人と自然の関係をもう1度考え直し、取り戻すきっかけにしたいと考えます。  

 

なまらねっこり考えてほしいもんだべさ。

 

観光客のどれだけがこの皮肉を分かってくれているのか気になるところです。

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