黄金の螺旋は何処から来たのか~巻きグソの起源【和式】~

あなたは現在、黄金の螺旋は何処から来たのか~巻きグソの起源【和式】~ の展示を見ています。
どどめ色の博物館・イヤげリウムNEOエントランスへ
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「巻きグソ」

実物にはお目にかからないにもかかわらず、漫画や落書きでは必ずと言っていいほど描かれるピラミッド状にとぐろを巻いた一本グソ。

子供に「ウンコの絵を描きなさい」といえば十中八九描かれるであろう黄金の螺旋。

この大便の象徴ともいえるデザインは、いつ、誰が創造したのであろうか。
知られざる「巻きグソの起源」について当館では調査を行っている。




館長自身の記憶している最も古い巻きグソは、楳図かずお氏の漫画「まことちゃん」(1976~1981)に登場する「とぐろ虫」である。

その後、鳥山明氏の「ドクタースランプアラレちゃん」のピンク色で顔を持ち人語を操る巻きグソによって全国的に定着したものと考えていた。


楳図氏は「大便がとぐろを巻く」という着想をどこから得たのか?


某美大での講演会の折に、ご本人に直接伺ってみたところ、予想もしなかった答えが返ってきた。



「みんなあんなウンコするんじゃないんですか?

あなたのは違うんですか?



あなたのウンコはベチャベチャですか?」


 

「・・・・いえ、ならないんですけど・・・」

 

「たくさん食べてがんばってお尻をひねってみてください。できると思います。」



…なんと、楳図氏にとって巻きグソは日常的な自然の事象だというのだ。

本人がそう言うのだからそうですかと納得するしかないのだが、少なくとも他の誰かのアイディアを拝借したわけではないようだ。

 

しかし、その後の調査の結果(実は私より上の年代の方には周知の事実かもしれなかったのだが)、日本の漫画における巻きグソの登場は、「まことちゃん」よりも時代を遡る。


1971年より「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された
とりいかずよし氏作トイレット博士
その単行本第1巻の扉絵に、巻きグソは描かれていた。

連載期間7年、単行本30巻を刊行した大作(「こち亀」に抜かれるまではジャンプ誌上最長の長寿連載であった)であるこの作品、連載初期においては徹底したスカトロギャグが繰り広げられている。
その中にあって巻きグソは特に何の断りもなく画面に登場し、特に他の形状と区別されることもなく大便の一形態として描写されている。

ちなみに、本編に初めて巻きグソが登場するのは第3話であり、これ以前に他の漫画での描写がないとすれば、漫画における巻きグソの初出は1971年ということになる。

しかし、作中での巻きグソの扱いを見る限り、当時既にこのフォルムはある程度一般に定着していたのではないかと思われる。

少なくとも、とりい氏が巻きグソの発明者であったという事実はない。


さらなる調査の結果、日本における巻きグソの元祖というべき存在を示す手がかりを入手した。

untiku.jpg


ヤクルトの販促品であった2006年度の「快ウン トイレカレンダー」
毎月大便に関する薀蓄が紹介されているのだが、そのうちのひとつが上図にあるように

「巻きグソは江戸時代、蛇のパロディーとして描かれたのが起源である」という説がある、というものであった。

現在、この説の出典を調査中であるが、事実だとすると日本における大便のシンボルとしての巻きグソの誕生は江戸時代に遡るということになる。

「日本における」というのは、調査の結果、巻きグソが日本だけでなくよりグローバルな存在であったことが確認されたのである。



巻きグソの歴史をたどる旅は日本を離れ、ヨーロッパへ向かう。



→【洋式】に続く。




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2010/02/04(木) 12:38:29 | 中山海里そこにそこにブログ
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